かつては、北海度を除く国内各地で見られた田んぼを代表する昆虫の1つです。

あれだけ食欲旺盛なタガメは、いったいどんな場所で出産するのでしょう。

また、産卵後はどんな行動をとっているのでしょうか。

タガメ 卵 孵化

思わずびっくりするタガメの「卵」に隠された真実とは?

タガメの出産の裏には、とても考えられないような恐ろしいことが隠されていました。

いったいタガメの産卵には、どんなことがつきものなのでしょうか?

そこで今回は、タガメの産卵をテーマに話していきたいと思います。

オスが卵をガードする理由は?メスが卵を襲う理由は?

それは、タガメのメスは、他のメスが産んだ卵を破壊する行動をとるからです。

いわゆる卵塊(らんかい)破壊という行動をとってしまいます。

また、オスは卵が乾燥してしまうと無事に孵化しませんので、定期的に水分の補給を行います。

卵壊行動に出るメスは自分も卵をもっていて、すぐに繁殖行為をするためにオスを奪います。

卵を保護しているオスは抵抗しても、大きなメスにはかなわず、卵が壊されるとあきらめて、メスと交接をし、新しい卵塊を守ります。

時には、交接を終えた後で、オスはメスに食べられてしまうことも珍しくありません。

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卵はどうやって孵化するの?

タガメのメスは繁殖期の中で、4度の出産を行います。

タガメは1度の産卵で、約60個~約120個の卵を産みます。

卵塊(卵のかたまり)は、水中ではなく、木の杭や水草の茎などの水上に数時間かけて産み付けます。

孵化するまでオスのタガメは、卵の乾燥を防ぐために、口吻と使って卵を湿らせます。

7日間~10日間くらいすると、夜中から明け方に卵の上部がフタのように開いて、孵化が始まります。

伸びをするように体を反らして、ほぼみんな一斉に孵り、そのまま水中へと落ちていきます。

孵ったばかりのタガメの子どもは黄緑色をしていますが、だんだんと時間が経つにつれて色が濃くなっていきます。

まとめ

オスが卵を保護するのは、他のメスから守る目的と乾燥しないように補水する役割があるからです。

しかし、他のメスにオスが襲われ守っていた卵が破壊されてしまうことはよくあるようです。

タガメの世界は、地獄絵図のようですが、これが自然の中で生きていくということなのでしょう。

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