水辺で暮らす生き物の中には、カメムシ目のものが多く見られます。

同じグループに属しているため、見た目が似ていることがあり、見分けることが難しい場合があります。

そこで今回は、タガメに似た水生昆虫の1つを取り上げたいと思います。

タガメ 卵 背中

タガメに似た不思議な水生昆虫の正体は?共通点や相違点は?

よほど水辺に棲む生き物が好きでないと、どれも同じようなものとして見えてきます。

ですから、少しでも特徴のある、水生昆虫を1つ紹介していきたいと思います。

タガメと比較し、その共通項や相違点などについても探っていきます。

背中に卵を付けているタガメのような生き物は?

その名もコオイムシといい、タガメと同じカメムシ目に分類されていますから、広い意味では仲間です。

名前の由来は、メスがオスに背中に産み付けた卵を持ったまま移動するという習性があり、それを子守に見立てたことによります。

日本各地に分布しており、平野部の水田や用水路、ため池などで見ることができます。

体長は2㎝前後とタガメよりも小さく、体はやや薄い褐色しています。

肉食性で、他の昆虫などの動きに反応し、先に2対の爪がある鎌状の前肢で縦から抑えつけるように捕えます。

捕えた獲物に口針から消化液を流し込み、ドロドロに溶けた肉片を吸い込みます。

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タガメとコオイムシの共通点は?違いは?

身体的な特徴に、まず共通項が見られます。

両者ともに翅があり、どちらも飛翔する能力を有しています。

求愛行動が同じカメムシ目同士似ています。

タガメも、コオイムシのオスもメスにアピールする際に、水面を打ち鳴らして波立てる行動をとることがあります。

どちらもオスが子育てに関わりますが、ある違いが見られます。

タガメは水草の茎などに産み付けられた卵のかたまりを、他のメスからオスが保護します。

一方、コオイムシのメスは、オスの背に卵を産み付けます。

しかし、孵化した幼虫をオスは食べてしまうことがあります。

まとめ

コオイムシは、タガメよりも小型の水生昆虫で産卵の時期を迎えると、オスは背に卵を付けています。

タガメと共通点も見られますが、大きな違いはオスが孵化した子どもを食べてしまうところです。

いったいなぜオスは孵ったばかりの我が子を口にしてしまうのでしょう。

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