ライオンは獅子の子落としとして知られているように、強い遺伝子が残るようにわざと崖から突き落とします。

それと似たようなことを、昆虫の中で唯一行っているのがタガメです。

では、いったいなぜタガメは子どもを傷つけるような行動をとってしまうのでしょう。

タガメ 卵 壊す

タガメのメスが卵の塊を壊すのはなぜ?その時、オスは?

タガメはオスが卵を養育する、いわゆるイクメンの昆虫として有名です。

しかし、人間と同じようにメスには頭が上がらず、悲しい結果を招くことになってしまいます。

いったいどんな悲惨なことが行われているのか紹介していきたいと思います。

メスが卵を破壊する2つの目的!

1つは、自分の子孫の邪魔になるものを排除するためです。

そしてもう1つは、オスに戦意を喪失させ、自分と関係を持たせるためです。

産卵の準備が整ったメスは、オスと会った時に、交接をし、産卵しなければ、次の機会があるかどうか分かりません。

タガメのメスは、上で挙げた2つの目的のために、他のメスが産んだ卵塊を壊してしまいます。

もちろん、卵を守っているオスは立ち向かいますが、体格差があるため負けてしまうことが多いため、新たなメスと関係を持ちます。

そして、その新しい卵塊をまたオスは守り続けていくのです。

ちなみに、生殖行動を終えた後で、オスはメスに捕食されてしまうこともあります。

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オスはどうやって卵を孵化させているの?

無事に孵化するためには、適度な湿気が卵には必要です。

そこで乾燥を防止するために、かいがいしく水分を卵塊にかけているのがオスです。

もちろん、その過程の中で、他のメスが割り込んできて、卵を壊されてしまうこともあります。

懸命に守ろうとしますが、体の大きなメスに敵わず、新しい関係を持ち、それによって誕生した卵塊をガードします。

卵が孵るまでの10日前後がオスにとっては、気を抜くことができない日々なのです。

メスにとってみれば、オスは子どもをもうけて、世話させていくための道具でしかないようです。

まとめ

メスのタガメは、オスを獲得するために他のメスが産んだ卵を平気で破壊します。

タガメのオスがなんだかとっても可哀そうに思えてきましたが、これが自然の摂理なのですね。

こうして強いものの遺伝子が残っていき、最終的には後世にまでつないでいくのでしょう。

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