日本国内においてタガメを目にする機会はめっきり少なくなってきました。

一方、タイでは調理したタガメを売っている屋台の数がとても多く、名物となっています。

この2つのことについて、なぜそうなったのか理由を調べていきたいと思います。

タガメ 減少 理由

タガメが減少した理由は?タイで食用にされている理由は?

いったいなぜ日本では、タガメの個体数が減少しているのでしょう。

世界でも例を見ないくらいタイでは、タガメを大量に消費しているのでしょうか?

そこで今回は、この2つの理由について紹介していきます。

タガメが減った2つの原因!

まず、大量の農薬が水田で散布されていたことです。

害虫を駆除するための農薬は、タガメなどの無関係な水生昆虫をも駆除してしまう結果となりました。

タガメは水の中では食物連鎖の上位に位置しており、農薬の吸収量も他の生物に比べると多かったと考えられます。

それに加えて、家庭や工場からの排水によって、タガメの弱体化、餌となる水生生物は消え去り、大食いのメダカにとっては致命的です。

次に、機械が通りやすいように水田を整備したことです。

大きな農業機械を導入するため、水田の面積を広げ、水田や周辺の環境が作り変えられたり、埋め立てられたりしていきました。

その結果、用水路はコンクリートに覆われ、泥や水草もなく、タガメや他の水生昆虫にとって、暮らしにくい環境となりました。

特に水草などは多くの水辺の生き物たちの産卵場所になっているため、ますます減少に拍車をかけてしまいます。

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タイで盛んに食用にされているワケは?

それは、充分に補うことが難しいタンパク質を得るためです。

数ある東南アジア国々の中でも、特にタイは昆虫を食べることで知られており、東北部のイーサーン地方は最も有名です。

この地方は、天候に恵まれず、あたりに海がないため、野菜も魚類なども満足に食べられず、昆虫食が広まっていきました。

タイでもだんだんと都市開発が進んでいくにつれて消失するかに思われましたが、今では経済を担う一分野となっています。

Time (2001年7月号)が報じたことによると、北部には昆虫食専門の卸売り業者がいるそうです。

そこの冷凍室にはタガメ、バッタ、タケノコムシなどいろんな種類の虫が常時10tも蓄えられているとのこと。

タイ国内はもちろん、香港や台湾、そして日本へ輸出しています。

まとめ

日本でタガメが減った理由は、農薬の使用と水田が整備されたことによって、環境が変わってしまったからです。

タイで昆虫食が盛んなのは、貴重なタンパク源を昆虫食で補うことが目的でした。

どちらも私たち人間が関わっていることですが、自然とのバランスを考えることが大切ですね。

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