今回は、「吸う」という行為に焦点を当てて、タガメとブユを比較したいと思います。

図鑑などでもタガメは吸血すると記載されていたりしますが、それって本当なのでしょうか?

あまり耳慣れない生き物、ブユはどんな捕食方法をとっているのでしょうか。

タガメ 吸血

タガメは吸血性の水生昆虫なの?ブユは何を食べるの?

タガメは、長い針のような口をしていることからバンパイアを想像してもおかしくはありません。

いったいタガメは血を吸って生きているのでしょうか?

それとも違うのでしょうか?

また、ブユは獲物を見つけたらどうやって何を吸収しているのでしょう。

獲物の血を吸って生きているの?

それは、違います。

タガメの捕食行動が吸血鬼のように見えることから、誤った認識が広がっているためだと思われます。

タガメは長いストローのような口を獲物に突き刺し、そこへ麻酔液と消化液を流し込みます。

ですから、獲物の体内は溶けてしまいますから液体と化しているわけです。

これを長い口を使って、吸い上げて食べていくのです。

溶かしては吸い上げ、また溶かしては食べという作業を何度も繰り返してくのです。

もちろん、吸い上げるものの中には血も含まれていますが、肉片も溶けていますので吸血行動とは言えないのです。

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吸血昆虫として知られるブユとは?

体長数ミリほどのハエの仲間で、哺乳類の血を吸う害虫で、皮膚を噛み切って吸血します。

春から夏にかけて活動が盛んになり、渓流の近くや山の中、自然に恵まれたキャンプ場に出没します。

刺されると患部が熱をもち、噛まれたところからだんだん腫れが大きくなってきます。

蚊とは異なり、傷口の中心に赤い出血の痕を確認することができます。

しばらくすると、患部はテニスボールくらいの大きさに膨れ上がることもあります。

それから、発熱の症状が数週間続くことも珍しくありません。

刺された場合は傷口から毒を抜いて、ステロイドを含む外用薬を使いましょう。

まとめ

タガメは吸血昆虫ではなく、獲物の肉を溶かして吸い上げて食べているのです。

ブユは、人や家畜などの血を吸うだけでなく、かゆみを伴った痛みなど多くの害をもたらします。

どちらも「吸う」ことによって生きている昆虫ですが、これほど違いがあるとは思いませんでした。

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